アガベ|ヴィクトリア レジーナ【笹の雪】
Agave Victoria regina
Agave Victoria regina
PLANTS DATA
学名:Agave Victoria regina
和名:アガベ|ヴィクトリアレジーナ【笹の雪】
科名:キジカクシ
属名:Agabe(アガベ)
種名:アガベ|ヴィクトリアレジーナ
形態:多年草
耐寒性:★★★☆☆(冬場は屋内へ)
耐暑性:★★★☆☆(高温・多湿は注意)
自生地(分布):アリゾナ
最大サイズ:30〜60cm
育成難易度:★★★★☆(育てやすい品種)
入手率:★★★★☆(入手しやすい)
価格帯:★★★★☆(子株:3,000円前後)(親株:10,000円〜30,000円前後)
NURTURING
●植物詳細|ヴィクトリアレジーナ【笹の雪】は、葉の部分には、まるで筆で後から描いたような白い線が入っています。この線(ライン)の事を愛好家の間ではペンキなどと呼んだりしています。葉は他のアガベと比較すると濃い緑でお茶の葉のような色をしています。その為このペンキと呼ばれるラインが非常に目立ち美しいです。アガベの品種としては日本に輸入されたのは大分昔の事で今では多くの株が日本で増やされています。大きくると株の直径は30~60cmとなり、下の葉を枯らさずに成長させると葉数も多くなり、俯瞰で見ると非常に美しい円状になります。
学名のヴィクトリアレジーナのヴィクトリアは、イギリスのヴィクトリア女王に由来します。葉の先の棘の周囲と、蒸れて最下段の葉が傷みやすいので風通しを良くしましょう。
● 設置環境|屋内ではなるべく日が当たる場所(出窓付近など)で風通しの良い場所が理想です。屋外では程よく日光が当たり風通しが良く蒸れない場所が理想です。
● 水やり|一度に沢山の水をあげ、鉢の土がカラカラに乾いたら、またタップリと水をあげるとよく育ちます。少量の水を頻繁にあげたり、常に土が湿っていると元気をなくしますので、メリハリのある水やりを行いましょう。冬場は休眠期のためさらに水やりの頻度を少なくしましょう。
● 用土|水はけの良い土が理想です。自分で土をブレンドし作らないのであれば、一番簡単な【サボテン・多肉植物の土】を購入し、鉢にあまりギュウギュウに土を詰め込まず植え替えるとよく育ちます。化粧土は無菌の赤玉土(超硬質)がオススメです。
● 植え替え|春から夏の終わりまでに急激に成長します。秋になり鉢が窮屈そうであれば大きな鉢に植え替えしましょう。休眠期にあまり動かすと調子を崩すので、寒くなる前にゆとりのあるサイズの鉢に植え替えるのが理想的です。
● 増やし方|【株分け】が可能な品種です。気温が上昇してくると、親株の脇から子株がドンドンと出てきます。親株に着いている方が子株は成長しやすいのである程度大きくなったら親株ごと土から出してみましょう。すると子株からも根が生えています。根が無いうちに切り離す場合はある程度の育成知識が無いと枯らしてしまう場合があるのでご注意ください。親株と子株を両手で持ち軽く引っ張ると外れます。外れない場合はカッター等で切り落としますが、十分に切断面を乾燥させてから土に戻しましょう。切断面が乾燥する前に植え込むと枯れる原因になります。あまりにも長い期間親株と子株を株分けせずにいると、窮屈になり親株の葉が変形し見栄えが悪くなるので頃合いをみて株分けしましょう。