サボテン|アストロフィツム(スーパー兜)
Astrophytum asterias
Astrophytum asterias
PLANTS DATA
学名:Astrophytum asterias
和名:アストロフィツム(スーパー兜)
科名:サボテン
属名:アストロフィツム属
種名:兜丸(スーパー兜)
形態:常緑低木
耐寒性:★★★☆☆
耐暑性:★★★☆☆
自生地(分布):メキシコ
最大サイズ:15〜25cm
育成難易度:★★★☆☆(普通)
入手率:★★★☆☆(普通)
害虫・病気:カイガラムシ
治療薬剤:オルトラン・スミチオン・カルホス
価格帯:★★★☆☆(子株:2,000円前後)(親株:10,000円〜30,000円前後)
NURTURING
●植物詳細|兜・兜丸と呼ばれ、ウニのような見た目とサイズ感、そして棘座(アレオーレ)を持つ美しいサボテンです。種小名のAsterias(アステリアス)は日本語で訳すと「星のような」という意味であり、サボテンの表面には「星点」と呼ばれる白斑が散在しています。頂部から根元にかけて、稜(りょう)と呼ばれるラインが入ります。稜数は8稜が基本ですが、その他に減稜タイプの5稜、6稜など稜変わりのタイプも存在します。棘座は綿のような毛でできていて、疣(いぼ)とも呼ばれサボテンなのにトゲはありません。写真のアストロフィツムは、スーパー兜と呼ばれ、兜・兜丸の中でも特に白点が多く密集しているアストロフィツムに名付けられます。
● 水やり|一度に沢山の水をあげ、鉢の土がカラカラに乾いたら、またタップリと水をあげるとよく育ちます。少量の水を頻繁にあげたり、常に土が湿っていると元気をなくしますので、メリハリのある水やりを行いましょう。冬場は夏場によりも、水やりの回数を減らすと良いでしょう。
● 用土|水はけの良い土が理想です。自分で土をブレンドし作らないのであれば、一番簡単な【サボテン・多肉植物の土】を購入し、鉢にあまりギュウギュウに土を詰め込まず植え替えるとよく育ちます。化粧土は乾燥したかすぐに土色で判別ができる無菌の赤玉土(超硬質)かすぐに乾燥する富士砂がオススメです。
● 植え替え|1〜2年に1回くらいのペースで、古い土を鉢から取り除き、腐葉土が沢山入ったジメジメしていて発酵しやすい土よりも、水はけの良い土にして根腐れを防止をしましょう。サボテンの根に着いた古い土も根を痛めつけない様に水流の弱い水で洗い流し、根をほぐして植え替えるとよく育ちます。
● 増やし方|種(実生)を発芽させる方法、または脇から出た子株を株分けし増やします。脇からでた子株はある程度親株の栄養で育ってから取り外し発根させましょう。※子株を大きく育てすぎると親株が変形してしまう場合があるので注意。