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オトンナ|カカリオイデス

Othonna Cacalioides

Othonna Cacalioides

PLANTS DATA

学名:Othonna Cacalioides

和名:オトンナ|カカリオイデス

科名:キク科

属名: オトンナ属

種名:カカリオイデス

形態:多年草

耐寒性:★★★★★(冬型の塊根植物です)

耐暑性:★★★☆☆(多湿は注意)

自生地(分布):南アフリカ ボッケベルト山脈周辺

最大サイズ:5〜10cm

育成難易度:★★★☆☆

入手率:★☆☆☆☆

価格帯:★★★☆☆(子株:5,000円前後)(親株:20,000円〜50,000円)

NURTURING

●植物詳細|とても成長速度が遅いのと親株でも大きくならないので、小さなお気に入りの鉢で長年育成する事が可能です。自然界では標高のやや高めの場所(800m〜1400m)に分布している為、日本で育成する場合冬型の植物になります。冬に差し掛かると小さな薄いグリーンのシャモジの様な葉を生やし、成長すると黄色い小さな花も咲きます。気温が高くなると葉を落とし塊根のみとなってしまいますが、水を与えると飴のような艶々とした表面になり、塊根部のみでも楽しめるとても魅力的な植物です。ここ最近ではそこそこ流通量が増えましたが、まだまだ日本では希少な植物です。本当に成長速度が遅いので、形の気に入った塊根のカカリオイデスを手に入れた方が長くその姿を眺める事ができます。

● 設置環境|屋内ではなるべく日が当たる場所(出窓付近など)で日中は窓を開け風通しが良くあまり高温にならない場所が理想です。屋内で光量の強いLED植物育成ライトを使用する際は、あまりライトを近づけすぎると、照明の熱で温度が上昇してしまい、冬になっても葉や花を咲かせない場合があるので注意が必要です。

● 水やり|日本で育成する場合は冬型の植物になるので、冬になり葉を生やし活動期に入りましたら、一度に沢山の水をあげ、鉢の土がカラカラに乾いたら、またタップリと水をあげるとよく育ちます。春になり気温が暖かくなり葉を落とし休眠期に入りましたら霧吹きで水を与え、早めに土が乾くようにしてください。梅雨時期やいつもでも土が濡れている状態の場合塊根が腐り枯れてしまう場合があります。

● 用土|水はけの良い土が理想です。自分で土をブレンドし作らないのであれば、一番簡単な【サボテン・多肉植物の土】を購入し、鉢にあまりギュウギュウに土を詰め込まず植え替えるとよく育ちます。

● 植え替え|成長速度がとても遅い為、数年経過しても鉢が窮屈になる事はありませんので、無理に植え替えをしなくても問題ありません。ただ定期的に植え替えを行わない場合は、土壌の栄養分が無くなってしまいますので、液体肥料などを定期的に与えてください。植え替えを行う場合は葉を生やしている活動期に行ってください。

● 増やし方|オトンナカカリオイデスは種を蒔くことで増やすことが可能です。残念ながら草物語では、今現在カカリオイデスからは種が採れていませんので、発芽方法等は不明とさせて頂きます。