アデニア・グラウカ

学名：Adenia glauca

和名：アデニア・グラウカ

科名：トケイソウ科

属名：アデニア属

種名：グラウカ

形態：塊根植物

耐寒性：★★★☆☆

耐暑性：★★★☆☆

自生地（分布）：南アフリカ リンポポ州

最大サイズ：６０〜１００cm

育成難易度：★★★★☆（コーデックスの中では育てやすい）

入手率：★★★☆☆（普通）

害虫・病気：比較的病害虫に強い品種です。

治療薬剤：不要

価格帯：★★☆☆☆（子株：2,000円前後）（親株：10,000円〜30,000円前後）

●植物詳細｜南アフリカ原産の塊根を成形するアデニア・グラウカは、夏型の植物で気温が高目になり、葉を多く展開してきたら、水を多めに与えるとよく成長をします。冬場になり最低気温が10度以下に下がってくると成長が鈍くなり落葉します。落葉を合図に水やりの頻度を減らしていき、冬場は断水気味にすると良いでしょう。まるで腹巻きをしているかの様に、塊根部分は緑と茶色のツートンになり、とても可愛らしく、葉も丸くクローバーの様になるので全体的にとてもキュートな塊根植物です。

● 水やり｜夏場は一度に沢山の水をあげ、鉢の土がカラカラに乾いたら、またタップリと水をあげるとよく育ちます。少量の水を頻繁にあげたり、常に土が湿っていると元気をなくしますので、メリハリのある水やりを行いましょう。冬場は落葉し休眠期のため、やや断水気味にする事をお勧めします。休眠期に土に多く水分を含んでいると根腐れしてしまうので注意してください。

● 用土｜水はけの良い土が理想です。自分で土をブレンドし作らないのであれば、一番簡単な【サボテン・多肉植物の土】を購入し、鉢にあまりギュウギュウに土を詰め込まず植え替えるとよく育ちます。化粧土は乾燥したかすぐに土色で判別ができる無菌の赤玉土（超硬質）かすぐに乾燥する富士砂がオススメです。

● 植え替え｜春から初夏にかけて、塊根部から伸びた枝から葉が展開し始めます。そうなると成長期になり塊根部も大きくなる為、少し葉が展開し始めた段階で現在の鉢より大きいサイズの鉢に新しい土を入れ植え替えましょう。

● 増やし方｜挿し木でも増やすことが可能ですが発根する可能性が低めです。発根したとしても枝の様になり根元部分は膨らまず塊根を成形しません。塊根部を太く成長させるには種（実生）から育てるのがよいでしょう。ただしアデニアには雄と雌があるので、種を取るには雄と雌のアデニアが必要となるので、増やすには結構難易度高めです。